第13回ポケカメモ杯の準決勝・決勝では、対局時計を用いた持ち時間制を採用しました。
想定外のトラブルは発生しなかったので、運営としては成功だったと考えています。自分の時間ならどこでどんなに考えても相手に迷惑がかからないというのはゲームとして健全でよかったですね。ただし、課題もあったので記録をしておきます。

課題は大きく分けて2つ。1つ目は「押し忘れ」です。
これは当初から想定していたことなので、時計を使う卓には1人ずつジャッジが付き、押し忘れをその都度指摘するという方式を取りました。普段から対局時計を使っている人がいない以上、自主大会で採用するなら必ずジャッジを付ける必要がありそうです。
個人的に問題だと感じたのは「押し忘れの重さ」。囲碁や将棋なら多少余裕を持って持ち時間が設定されている上、1試合が100ターンくらいかかるので1ターンくらい押し忘れても大きな問題にはなりません。しかしポケモンカードは制限時間が1試合ギリギリであり、1試合が10ターン前後なので1ターンの押し忘れが致命的な結果を引き起こします。自主大会での採用が増えて少しづつ慣れてくればジャッジ無しの卓でも時計を使える、となるほど簡単な話では無さそうです。

2つ目は「自分のターン中の相手の時間」。
数は少ないながらも、あなぬけやシャッフルなど自分のターン中に相手が行動をするタイミングがあります。そういった時間では時計を押して相手の時間を進ませる運用を考えていましたが、行動ごとにいちいち時計を押すのはそれなりの練度がないと難しそうでした。
特にシャッフルについては時計を押す運用ではなく、相手が時間をかけすぎないようジャッジが目を光らせるという方式が現実的かもしれません。

12月はスイスドローのみなので対局時計は無しですが、1月の団体戦ではまた決勝トナメを持ち時間制にしようかと考えています。

余裕のある時に持ち時間の詳細ルールは記事にするので、よかったら他の自主大会でも持ち時間制を試してみてください。アナログ対局時計ならメルカリで3000以下で買えるので。

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